ピューコム:瞳孔反応を用いた情報入力システム

システム概要

私たちのコミュニケーションシステムの使用者として想定しているのは,自分の意思で自分の四肢や,さらには目を動かすことはできない,ロックイン症候群の人々です.このような人々のための既存のインターフェイスシステムには,いくつかの問題点があります.例えば,脳信号を用いるシステムでは,接触センサーを使用し,信号を分析するには複雑な信号処理が必要です.また,精度も限られており,信号とユーザーの意図との対応は理論的には明確ではありません.眼球位置計測を用いるシステムでは,キャリブレーションの手続きが必ず必要であり,眼が動かない完全なロックイン症候群の人々には機能しません.

私たちのシステムは,瞳孔反応と視覚対象の持つ物理的な性質の対応を用いて,視線方向,注意報告を同定します.この方法は,既存のシステムに対して多くの利点を持っています.

システム

私たちのシステムには,キャリブレーションの必要がない,観察者の位置がフレキシブル,原理に妥当性がある,眼球位置の測定が不要,などの長所があります.

開発チームとサポート

東京工業大学,株式会社コマス,日本支援技術協会が連携して,コミュニケーションシステム,“ピューコム(PuCom)”の開発を行なっています.

本プロジェクトはマイクロソフト社のAI for Accessibility projects の支援を受けています.

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